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リスク行政の法的構造

− 不確実性の条件下における行政決定の法的制御に関する研究 −

下山憲治 著
A5判  240 ページ
ISBN: 978-4-7670-0145-6
定価:本体 4,000円(税別)
2007年 1月刊

不確実性の条件下におけるさまざまな行政上の意思決定の合理性をいかに法的に担保していくのか。意思決定のための組織・構成と手続に着目し、我が国とEU・ドイツとの比較を行いながら分析・検討する。
−主要目次−
はしがき
序 章 問題状況と本書のアプローチ
第1章 危機・リスク概念とリスク行政法の特色
  第1節 ドイツ公法学におけるリスク概念
  第2節 危機防除モデルの分析−「外見上の危険」及び「危険の疑い」を中心にして
  第3節 リスク行政の特色
第2章 リスク管理手法とその法的制御
  第1節 ドイツ公法学におけるリスク管理手法論
  第2節 不確実性領域への介入とその正当化根拠
  第3節 危険ないしその不確実性情報の公表と法的制御
第3章 リスク行政組織の法構造
  第1節 リスク行政と組織・手続法原理
  第2節 組織的・手続き的法原則と分析モデル
  第3節 EU・ドイツの食品リスク行政組織の成立と概要
終 章

 

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