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憲法の国際協調主義の展開

−ヨーロッパの動向と日本の課題−

明治大学社会科学研究所叢書

笹川紀勝 編著

A5判 296頁

ISBN: 978-4-7670-0182-1
定価:本体 4,500円(税別)
2012年4月刊

条約と国際法規の誠実遵守と共に普遍的法則に従う政治道徳も国際協調主義に基づく。問題は、政治道徳を世界で展開する際に何を踏まえなければならないかである。本書は、歴史認識をそこに位置づけた共同研究である。

−主要目次−

     第1部 ヨーロッパの国際協調主義の動向

 第1章 地域統合史のなかの国際協調主義
     −ヨーロッパとアジアの比較と交錯− 川嶋周

 第2章 国際人権保障の観点から見た「国際協調主義」の課題と可能性
     −ヨーロッパ人権条約およびイギリスの関係を手がかりに− 江島晶子

 第3章 憲法と国際協調主義の展望
     −ドイツとヨーロッパとの「協働的関係」からの示唆− 清野幾久子

     第2部 日本の課題

 第4章 昭和天皇の満州・朝鮮観と膨張主義思想 山田朗

 第5章 戦史資料の公開と国際協調主義
     −行政法における国際協調主義の一考察− 下川環

 第6章 国家賠償法の時間的適用範囲 西埜章

 第7章 国際協調主義と歴史の反省
     −安重根とカントの思想の比較研究− 笹川紀勝

 

 

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